2008年、オランダ・アムステルダムに誕生したDENHAM(デンハム)は、国際的にも名高いイギリス人のデニム職人 Jason Denham(ジェイソン・デンハム)によって設立されました。
Jasonは、サルトリアリズムとブリティッシュアナーキーを組み合わせることで有名であり、世間に高く評価されるイギリス人デザイナー Joe Casley-Hayford(ジョー・ケイスリーヘイフォード)のワークショップにて生地の裁断の腕を磨きました。
その後8年ほどデニム業界で働いたのち、デニムコンサルタント Clinic+を設立、その後、国際的なプレミアムジーンズブランドであるBlue Bloodを設立しました。
Jasonは2008年の初めにヨーロッパ、アメリカ、日本などを訪れましたが、その旅の中でデニムの世界が今までの興奮を失い始めているという懸念をいだきました。
その後彼はすぐに同じくデニムへの情熱的な志をもつ小さなクリエイティブチームを結成し、アムステルダムにスタジオを設立。
ここからDENHAMブランドの誕生へつながりました。
DENHAMは、デニムの伝統技術に対して強くリスペクトしながらも、積極的に新しいデザインを取り入れることを強く決意し、伝統と進化のバランスにフォーカスを当てています。
DENHAMのデザインチームは、全てのデニムに大胆不敵な実験や発明を取り入れ、「ジーンメーカー(デニム職人)」としての誠実なクラフトマンシップ精神を発揮するように努めています。
それはデニムだけでなく、DENHAMが展開する全てのラインとアイテムの生産についても同じです。
「私たちは顧客に対し、それを見たときに驚きで開いた口がふさがらない、そしてのどから手が出るほどのアイテムを用意しています。そういった魅力あるアイテムを作る唯一の方法は、私たち自身の中に嘘偽りのない唯一のバランスを創造し、現代的なディテールを発明し、近代的な姿勢をはっきりと表現することです」
デニムに対してのJasonのひたむきな姿勢は、そのままブランドの主要なインスピレーションとなっています。
左からKarl-Heinz Müller(カールハインツ・ミュラー)、Elio
Fiorucci(エリオ・フィオニッチ)、Adriano Goldschmied(アドリアーノ・ゴールドシュミッド)、Renzo Rosso(レンツォ・ロッソ)、Jason Denham(ジェイソン・デンハム)。