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JOURNAL

2023.09.11

PRM LOOP HOODY & PRM LOOP SWEAT

PRM LOOP HOODY & PRM LOOP SWEAT

丸編み機の原点『吊り』が生み出す究極の生地。歴史に裏付けされ、積み重ねた技術と日本の伝統のこだわりのヴィンテージ。

貴重な吊り編み機で作ったLOOP HOODY。日本でしか作れない生地で編んでおり、裏に微起毛をかけることによってとてもいい風合いに仕上がっています。FITは大きすぎず小さすぎない絶妙なバランス。シンプルなデザインなので幅広く活躍できる1枚です。

PRM LOOP HOODY

Price: ¥33,000-in tax
Color: GREY
Size: S~XL
Fit: REGULAR
Composition: 本体: コットン100% フード裏: ポリエステル50% コットン50%

PRM LOOP HOODY

Price: ¥33,000-in tax
Color: BLACK
Size: S~XL
Fit: REGULAR
Composition: 本体: コットン100% フード裏: ポリエステル50% コットン50%

PRM LOOP SWEAT

Price: ¥30,800-in tax
Color: GREY
Size: S~XL
Fit: REGULAR
Composition: 本体: コットン100%

PRM LOOP SWEAT

Price: ¥30,800-in tax
Color: BLACK
Size: S~XL
Fit: REGULAR
Composition: 本体: コットン100%
~吊り編み機とは~
機械を柱に吊り下げ、ゆっくりと回しながら編み立ててゆく。ここに吊り編み機の名前の由来があります。編んだ生地はそのまま自然な状態でテンションをなるべくかけないようにしています。針にも生地に負担をかけないポイントがあります。現在はドイツでしか生産されていない為、取り寄せるのに一年もかかります。明治の40年代から大正の初めにかけて、ヨーロッパから日本では和歌山に初めて入った丸編み機の原点の機械です。当時は別名「スイスツール」と呼ばれ、アメリカ、中国に現在数台あるトンプキン編み機とは構造は異なります。元来、天竺組織のみしか編めず、戦後に高級肌着を編む為に使用され和歌山の職人が天竺以外の組織も編めるように改良をして裏毛などのスウェット生地が生産出来るようになりました。現在では和歌山のごくわずかな工場でしか稼動していません。糸の持ち味を壊さずに、編み目にゆとりを持たせながらゆっくり丁寧に編み上げていく事で今のシンカー編み機には出せない風合いが出ます。その表面は手編み感覚であり、吊り編み機の操作は長年の経験とセンスが要求されるもので現在では実際に操作出来る職人は5~6人しかいません。後継者もほとんどいないのが現状です。和歌山の中でも、吊り編み機を稼働しているのは、3社のみで全ての編み機を合わせても、200台くらいです。そのうち当社は150台稼働しており、その内訳として100台は常時稼働し、50台は新企画開発に当てています。

~吊り編の特性とは~
吊り編み機は、現在の主流である高速機の約180分の1の生産性で1台で1時間1m程度、1日約7着分のスウェット生地しか出来ません。1本の糸を髭針(ひげばり)を使い、糸に負担が掛からない様に編み目にゆとりを持たせながらゆっくり丁寧に編み上げていくので糸そのものの柔らかな風合いをこわす事無く生地にする事が出来ます。熟練の職人が時間を惜しまず丹念に編み上げていくという手作り感覚の生地は、ヴィンテージ独特の風合いになります。まるで空気と一緒に編んでいるかのような絶妙なボリューム感がありソフトでいてコシがあり、洗っても縮みが少ない為ほとんど型くずれはありません。伝統の機械と職人の技術がうまく融合し、歴史に裏付けされた独特の風合いと品格をもった、究極の限定品です。
発売日
2023.09.08 (Fri)

販売店舗
DENHAM STORES
DENHAM ONLINE STORE

※店舗によって展開のないショップもございます。
詳しくは最寄りの店舗に直接お問い合わせください。
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